株式会社ガイズ(GAIDZ)
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空気測定のサービス

空気環境測定が必要な理由

空気環境測定が必要な理由

空気環境測定は、施設のオーナーの義務として求められている測定です。(延べ面積3,000㎡以上の建築物)

文字通り、空気環境を測定することが目的であり、「ビル衛生管理法」によって細かく基準が設定されています。

空気環境測定は、施設のオーナーの義務ですので、測定を怠ったり、一定の基準を満たしていない状態を放置していたりすると、罰則を受けるリスクがあります。

そのうえ、空気環境測定は1回きりではなく、定期的に実施しなければなりません。「うっかり測定の依頼を忘れていた」といった事態は、思わぬトラブルを招くこともあります。そのため、あらかじめ計画を立てて、スムーズに空気環境測定を行えるように準備しなければなりません。

なお、空気環境測定は、ビルの清掃や設備点検などを担う会社に依頼する必要があります。

空気環境における有害な因子

空気環境における有害な因子

空気環境測定を行うにあたり、有害な因子として挙げられるのは、以下の通りです。

  • ・有機溶剤
  • ・鉛及びその化合物
  • ・特定化学物質
  • ・粉じん
  • ・電離放射線
  • ・有害光線
  • ・振動
  • ・騒音
  • ・ダイオキシン関連
  • ・高湿度等

上記は施設利用者の健康リスクを回避するためとなるだけではなく、快適に利用できるか否かを左右する部分でもあります。

実際、有機溶剤やダイオキシンなどが有害な因子として該当する一方、振動や騒音などは環境面の問題として挙げられます。

また、各有害因子は、浮遊する粉じんの量が0.15 mg/m3以下、ホルムアルデヒドの量が0.1 mg/m3以下といったように、明確な数値が定められています。

仮に、数値基準を満たせていない場合、行政措置を受けるリスクがありますので注意が必要です。

空気環境測定を行う場所

空気環境測定を行う場所

空気環境測定を行うにあたり、一般的に多いケースは「ホテル」「百貨店」「学校」「美術館」などです。

上記でも触れた通り、空気環境測定は延べ面積3,000㎡以上に及ぶ建築物のオーナーの義務。つまり、規模の大きな施設のほとんどに、空気環境測定の義務が設けられているといっても過言ではありません。GAIDZが実施した空気環境測定の場所は、上記のほか図書館、百貨店、個人経営店など。業種・業界を問わず、一定の条件に該当する施設は、例外なく空気環境測定が必要なのです。

ちなみに、学校教育法第1条に規定する学校に限り、延べ面積8,000㎡以上で空気環境測定が義務化されています。

空気環境測定の項目

空気環境測定の項目

一口に「空気環境測定」と言っても、測定項目は大きく6つあります。

具体的な項目内容は以下が挙げられます。

  • ・浮遊粉塵
  • ・一酸化炭素
  • ・二酸化炭素
  • ・温度
  • ・湿度
  • ・気流

深刻な有害物質である浮遊粉塵はダニや花粉なども該当。化学物質だけではなく、自然発生する浮遊粉塵も対象です。

また、一酸化炭素中毒のリスクがある「一酸化炭素」は、火を使う環境でなければほとんど発生の心配はありませんが、ストーブなどを使用する場合には気をつけなければなりません。

二酸化炭素においては、人体への危険性は低いものの体調不良を引き起こすことがありますので、測定項目の一つに含まれています。

ちなみに、温度・湿度・気流においては、いずれも「快適さ」に大きく影響するポイントです。ビルであれば、従業員や利用客が快適に過ごすためにも、基準を満たさなければなりません。

空気環境の測定方法について

空気環境の測定方法について

空気環境を測定する場合は、基本的に専門業者へ依頼しなければなりません。専用の機材を使用して測定しなければならないうえに、専門知識を要する作業であるからです。

施設や作業環境などによって測定頻度は異なるものの、数か月~1年に1回の測定が必須。あらかじめ測定スケジュールを立てておくことで、「測定忘れ」を防ぐことができます。

浮遊粉塵・一酸化炭素・二酸化炭素を測定する場合は、特定の時間帯で2回測定を実施。また、各室内の中央で空気環境を測定しなければなりません。

ちなみに、空気環境測定では「測定の高さ」も明確に定められています。測定項目を問わず「75~150cm」の高さで測定を行わなければなりません。

空気環境における測定頻度

空気環境における測定頻度

空気環境測定を行うにあたり、知っておかなければならないのが「実施頻度」です。作業環境や測定内容によって設定された測定頻度が異なります。たとえば、粉塵が多く舞いやすい屋内作業場にて「粉塵の濃度」を計測する場合は、半年に1回の頻度で実施しなければなりません。

空調設備が完備された建築物・事務所においては、気温や湿度、一酸化炭素、二酸化炭素の測定を2か月に1回実施する必要があります。

そのため、まずは希望する測定内容や作業場所を確認し、専門業者に頻度や時期を確認することが大切です。

空気環境測定当日の注意点

空気環境測定当日の注意点

空気環境測定を行うにあたり、当日までに知っておくべき注意点があります。

まず、測定数値が天候の影響を受ける場合がある点です。晴天時と雨天時では、湿度や温度に差があるのが事実。大幅に異常な数値が出てしまうことはないものの、天候次第で普段とは異なる数値となることがあります。

また、作業中の安全を確保するため、原則作業中の立ち合いは不要です。セキュリティの問題など、例外がある場合はその都度相談しながら判断いたします。

その他、気になる点がございましたら、お気軽にGAIDZへご相談ください。見積もり作成のみ、作業内容の確認のみ、など些細な質問・疑問にも丁寧にお答えいたします。

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